道路標識に詰め込まれたもの
こんにちは。
突然ですが、日本やアジア圏の都会は本当にごちゃごちゃしてますよね。
広告だったり看板だったり、色んなフォントに装飾。すごいです。
バーチャルなキーボードが常に自分にくっついていて、Ctrlキーを長押しすると目の前の広告が消える
みたいな妄想をするのは嫌いじゃない私です。
さて、そんな町に溢れる情報の中に道路標識があります。
道路標識(どうろひょうしき)は、道路の傍らに設置され、利用者に必要な情報を提供する表示板である。交通事故を未然に防ぐための規制・危険箇所への警戒喚起、指示・案内による交通の円滑化などを目的に設置される。
Wikipedia
車の免許なんかを取るときにざっと勉強するかとは思いますが普段目にするもの以外は結構忘れちゃったりもしますよね。
例えばこれ。
全部意味が違うんですね。
間違いやすいもの!として、かつては記憶していたはずなのですが自動車学校を卒業以降全く車に乗らない生活をしていますのでサッパリ…。
正解は左から「通行止め」「車両通行止め」「駐停車禁止」「駐車禁止/駐車余地」らしいです。
世の中のドライバーさん達はほんとに尊敬します。
自転車にもある大事な標識
例えばこれ。
基本的に町中では自転車の並進は禁止なんですね。
この指示標識がある場所でのみ、2台まで並進可というルールになっています。
自転車に免許は必要ないのでこのあたり一切知らずに過ごしてきたという方も多いのではないでしょうか。
私が学生の頃、狭い道路をゆーっくり話をしながら並走している奥様方がおり、
少し急いでいたのでチリンチリンと鳴らしますと「チリンチリン!!」と大きな声で言われ睨まれた事があります。
また、中学生ぐらいの少年たちが5~6人で並んでいたことも。西部警察かねと。
色々と調べてみますと、細かくややこしいルールも多々あるようです。
しかし、視野を広くもって判断すれば自然とルールを守れているように出来てもいますので、
私も周りへの配慮を気をつけていこうと改めて思いました!
道路標識にはデザインが詰め込まれている
道路標識ではないですが、このピクトグラム。
ひと目で右に行けばトイレがあると理解できます。
私的な見解ではありますが、男女で色分け、色覚障がいのある方の為の形状分け、男女が別だという壁を表す棒線など、考えれば考える程このデザインにしたであろう理由が見つかります。
これは道路標識にも当てはまります。
初めて見た方でもどういった意味を示すかというのが伝わるかと思います。
落石、スリップなどピクトグラムが表す事は大事ですが、それよりも重要な事は「警戒が必要」ということです。
それを表すのが警戒色の黄色と黒の組み合わせになります。
万が一ピクトグラムの意味を取り違えたとしても、まず警戒心が働くようにデザインされていますね。
他にも冒頭で紹介しました赤色のものや、青色を使った標識など沢山あるかと思います。
例えば予定より早く目的地に着いてしまったという時、改めて町にある標識を観察して色や形の意味を考えてみると良い感じで時間が潰れるんではないでしょうか。
ちょっと怖い道路標識の都市伝説
色んなところで取り上げられている有名なお話ではありますが、こういうのが好きだったりしますのでご紹介させていただきます。
こちらは「その他の危険」という標識です。
決められた道路標識が無い為通常は画像のような補助標識と一緒に設置されるものなのですが、時折補助標識が無くビックリマークのみで用いられる事があるようです。
何かしらの警戒が必要と判断されたから設置するものですので、
それを補助標識に書けば良い話だと思うのですが、公には認められない、書けない理由が何かあるのでしょうか?
原因不明の事故が多発する場所でも設置される事があるそうなのですが、それはそれで怖いですね。
2つ目が「歩行者専用」をあらわす標識です。
一見、親と子供が歩いているので車両は進入禁止ですよ、というようなテーマで作られたように見えます。
ですが、なぜ一般的に見られる母の姿ではなく帽子を被った男性のような姿なのでしょうか?
また、女の子が少し逃げ腰のようにも見えます。
実はこのシルエット、実際に撮られた一枚の写真がモデルになっているそうです。
そしてその二人は誘拐犯と誘拐された女の子だったとか。
こういったデザインは一般公募されないらしいので、なかなか疑わしいですね笑
しかし、なぜ男性なのか、なぜ帽子を被っているのか、なぜウネウネしているのか、気になりますよね。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます!
道路標識だけではなく普段何気に見ているもの全てが考え抜かれデザインされてるものが多いです。
もちろん、絵を使わず文字だけの表現で分かりやすく伝えられているものも多々あります。
自分が分かりやすいと思っても、一般的には首を傾げられた事も一度や二度あるかと思います。
その軸を鍛え、誰にどういう形で伝えるのが最も効果的か。
日常でも役立つ悩みになりそうです!